特 徴
- 二つの放流水(濃縮海水と下水処理水)から創出する新たなエネルギー
- 天候に左右されずに24時間の発電が可能(稼働率90%以上)
- 太陽光発電と比べて設置面積あたりの発電量は数十倍
- 自然現象を利用した発電方式で環境負荷を低減
浸透圧発電の仕組み
- PRO膜モジュールに濃縮海水と下水処理水を供給すると、浸透圧差が発生。
- 塩分濃度が低い下水処理水側から塩分濃度が高い濃縮海水側に水が移動(浸透現象)。
- 水が移動した先の濃縮海水側は高圧であるため、浸透水の運動エネルギーが一気に上昇。
- 元々の濃縮海水に浸透水のエネルギーが加わり、水車で発電する電力が上昇。
※発電電力からシステムの使用電力を差し引いた電力が「正味電力」となります。発電に使用した混合水は海水相当の塩分濃度で海に放流されます。
事例紹介
福岡の海水淡水化施設から海へ放流される「濃縮塩水(塩分濃度7~8%)」と、近隣の下水処理場から海に放流される「下水処理水」を使用した浸透圧発電設備を建設し、運転を開始しました。
スペック(計画能力)
– 発電電力:230kw
– 正味電力:110kw
– 濃縮海水使用量:10,000m3/日
– 下水処理水使用量:9,000m3/日
新技術開発中
下水処理場向け浸透圧発電
濃縮塩水(塩分濃度7~8%)と下水処理水ではなく、「一般的な海水(塩分濃度3%程度)と下水処理水」を使用した浸透圧発電技術の実現に向けた膜開発に取り組んでいます。この技術によって下水処理場で使用する電力を約50%低減することを目指します。2030年ごろの実装にご期待ください。









